フリーエンジニアは「こだわりすぎる」を辞めて生産性アップ

こだわりすぎると資産性を下げてしまうことも

こだわりがあるというのは、上質な仕事をするうえでとても大切なことです。フリーランスとして活躍する以上、周りと差をつけるという意味でも、こだわりは持っていたいところ。しかし、こだわりが強すぎるのは考えものかもしれません。必要以上に完璧さを追求した結果、仕事をさばくスピードが遅くなり「生産性の悪い人」というイメージを持たれてしまう可能性もあります。その点、生産性の高いフリーエンジニアは、こだわりのさじ加減が絶妙です。クライアントが重視していることを理解し、こだわる部分とそうでない部分を見極めていきます。生産性の高いフリーエンジニアに近づくためには、良い塩梅のこだわりを持つことが大切です。

こだわりすぎるを辞めるには

こだわりが強い人は、自分の価値観に大きな自信を持っている傾向にあります。そのため、第三者の評価よりも自分の評価を優先しがち。たとえ周りに「仕事が遅い」と思われようとも、自分の中にあるこだわりを大切にしたいと考える人もいます。しかし、生産性を高めたいのであれば、その考えを少しだけ変える必要があるでしょう。まずは自分のこだわりラインとクライアントが求めるラインが一致しているかどうかについて、考えるクセをつけることが大切です。クライアントがそこまで求めていないと思ったときは、こだわりを手放したほうが良いでしょう。そのほか、「完璧ではなく70点を目指す」のもおすすめ。完璧だと思って納品しても、それがクライアントの考えと一致するとは限りません。修正依頼が来ることも、じゅうぶん考えられます。それなら、70点のものを一度提出し、クライアントの意見を聞いたうえでブラッシュアップしていくほうがよほど効率的です。仕事の生産性も高まるでしょう。

生産性向上にこだわりすぎるのも注意

仕事の生産性を上げるために「こだわりすぎないこと」を提案しましたが、あまりにも生産性を意識しすぎると、今度は生産性を上げることにこだわりを持つ可能性も。生産性を上げることに夢中になりすぎると、ミスをしたりプレッシャーを強く感じてしまったりすることもあります。生産性とこだわりのバランスをうまく取りながら、仕事を進めていきましょう。